3D空間において加・被害者体験を行わせる情報モラル教育システム
代表者名
瀧島大地
大学
東京電機大学理工学部
チーム
情報モラル開発チーム
概要
携帯電話やパソコンの画面などの電子情報の閲覧が日常的であるが、他人にそれらを覗き見られることは誰しも不愉快なことである。 しかし、加害者の立場で考えがちで、授業においてモラルの重要性を説明しても、覗き見られる被害者の立場に立って考えることが難しい。 そこで、本研究では感情移入しやすいように3D空間上で、加・被害者の立場で考えることができるシステムを開発した。 具体的には、3D空間上にある分身(アバター)を操作することで、まず加害者になりうる状況を設定する。 次に、モラルを犯した被験者に対して、他人に携帯電話を覗き見られる被害者体験をさせることでモラル改善を促すことが期待される。 本システムの特徴として、インタラクティブに操作が行えるようにKinectを使用している。
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