物体検出と概念辞書を活用した日本語類義語学習支援システム

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チーム

JAIST長谷川研究室第二言語習得支援チーム

学校名

北陸先端科学技術大学院大学

代表者名

XUE Meihua

応募カテゴリ

システム・ツール・アプリ

研究タイトル

物体検出と概念辞書を活用した日本語類義語学習支援システム

研究内容の概要

第二言語話者にとって,一つの対象や事象に対する多様な表現が意思疎通を困難にさせる原因とされているが,従来の対訳による学習では一つの意味にのみ対応付けがなされることが多く限界である.一方,視覚的情報と類義語を関連付けて学習することが語彙の記憶定着に効果的であるとされている.本研究では,物体検出と概念辞書を活用する事で,身近な実例から類義語の効果的学習を実現する日本語類義語学習支援システムの構築した.

支援対象

1.支援している活動:初等教育, 中等教育, 高等教育, 生涯学習, 日常的学習
2.学習内容:語学
3.支援の意図:知識の習得, 理解の促進, 学習データの分析
4.学習規模:個人

研究の斬新さ、独創的な点

日常対話での多様な表現により,第二言語習得における類義語の重要性は認知されている.一方,実世界から意味を抽出し語彙学習に適用した研究は存在するが,類義語を学習する環境を実現した研究は少ない.こと日本語は漢字が有する表意性により画像と関連付けた学習が効果的であるとされ,物体検出と概念辞書を活用し,実世界画像を元に日本語類義語学習環境を実現させた点は独創的である.

研究が与える影響

学習効果:従来困難であるとされた同義語学習を画像と同義語を関連付ける事で,効果的な日本語語彙学習支援を実現させた.
変革:日本語に関わらず第二言語習得に於ける語彙学習の方略としては,依然として対訳による方法が主流であり,提案手法の学習コンテンツの自動生成のコストの低減が実現したとき,本手法は語彙習得の革新的手法となることが期待できる.

研究の社会的価値

応用性:日本語類義語学習を基本とし,多言語話者への応用の可能性がある.
実用可能性:本手法の教育コンテンツの自動生成により教材作成のコスト低減が期待でき,更に昨今のスマートフォン,コンピュータの普及による導入コストの低減が,本研究の社会的実装の可能性を高める.
市場性:多国籍の高度人材の受け入れを促進する産業界,学術界での語学研修の活用が期待できる.

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