家族(親子)で楽しく学ぶ睡眠教育のための協力型育成ゲームの研究開発
チーム
Japan and Sleep, Unlimited
学校名
龍谷大学及び滋賀県立大学
代表者名
高原まどか
応募カテゴリ
システム・ツール・アプリ
研究タイトル
家族(親子)で楽しく学ぶ睡眠教育のための協力型育成ゲームの研究開発
研究内容の概要
超少子化社会を迎えた日本では,子どもの健やかな成長をいかに支援するかが重要であり,なかでも学童・思春期の子どもの睡眠問題の改善は喫緊の課題である.本研究では,親から子への一方向的な学習ではなく,親子の相互インタラクションを通じてお互いが学び成長する協力型の育成ゲームの構築を通じて,教育とは意識せず自然と睡眠について学び,子どものみならず親の睡眠習慣の改善も可能とする,新たな睡眠教育方法を提案する.
支援対象
1.支援している活動:初等教育, 中等教育, 高等教育, 生涯学習, 日常的学習, コミュニケーション活動, 医療
2.学習内容:その他 睡眠教育
3.支援の意図:知識の習得, 理解の促進, その他 睡眠の質の改善,子どもの睡眠問題への新たな支援の確立
4.学習規模:その他 日本,ひいては全世界
研究の斬新さ、独創的な点
睡眠問題を抱える子どもへの新たな支援の開発,協力型睡眠改善手法の開発,子どもと彼らの親との二者関係を基軸とする新たな睡眠教育手法の提案,日本社会の健康への意識改革,睡眠の質の改善への2世代同時アプローチの実践
研究が与える影響
学習・教育効果:日本でほぼ普及していない睡眠教育の導入により,日本社会に未知数の良い効果をもたらす
学習・教育効率:次世代の担い手である子どもと現在日本を支える大人双方の睡眠の質の改善に同時にコミットするため,非常に効率が良い.
変革:新たな睡眠教育方法の確立,日本社会の負の価値観の変化,日本の「世界睡眠負債大国」からの脱却,睡眠負債による日本の経済損失の軽減
研究の社会的価値
応用(転用)可能性:他の対象(医療教育,学習者群)への応用
実用可能性:日本の睡眠負債による経済損失の減少,医療費の削減
市場性:日本国民,ひいては世界規模に展開可能