鉄道運転中における視線の振る舞い方の学習支援システム
チーム
【JSiSE推薦】松浦研究室・柏原研究室 DS高度化共同研究チーム
学校名
徳島大学
代表者名
山田健斗
応募カテゴリ
システム・ツール・アプリ
研究タイトル
鉄道運転中における視線の振る舞い方の学習支援システム
研究内容の概要
鉄道運転士の訓練のために,運転士の視線と注視対象の関係に着目した学習支援方法を提案する.信号等の注視対象を早期発見することと,その後,それ以外の対象にも注意しつつ,注視対象にも一定時間内に定期的に注視するための支援環境を構築した.
支援対象
1.支援している活動:企業内教育, その他 運転熟練士
2.学習内容:学び方, その他 モデル視線
3.支援の意図:スキルの獲得, 疑似体験, 学習データの分析
4.学習規模:個人
研究の斬新さ、独創的な点
新しいソフトウェア技術・ハードウェア技術の開発、適用場面の新しさ、新しい教材・学習方法・支援方法の開発
研究が与える影響
学習・教育効率:モデル視線に基づいて,注視対象への早期発見への気づきと定期的な注目が効率的に学習可能
変革:新たでより高度な学習・教育活動を生み出す
研究の社会的価値
鉄道運転士という特殊な職業を対象としてアカデミックなアプローチをとっているが,手法自体は,他の運転技能習得にも適用可能と考えている.速度や外界の条件,操作系の複雑さ等を考慮した手法開発により,実践性の高いスキル習得支援環境が展開可能と考えている.