武道教育のDX化による教授学習パラダイムの転換
大学
桐蔭横浜大学/慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程
代表者名
髙瀬武志
チーム
髙瀬研究室(桐蔭横浜大学)
応募カテゴリ
教育(学習)方法
研究タイトル
武道教育のDX化による教授学習パラダイムの転換
研究内容の概要
本研究は、武道教育における教育(学習)方法に「DX化」を取り入れることで、「より学習者中心の主体的で協働的な学び」「個別最適化された学び」「教育環境(指導者の有無)や生活環境(居住する国や地域)による格差のない開かれた学び」を実現することを目的とする。そして、現在まで100年以上に渡って継続されてきた教育(学習)方法を見直し、教授することから学び合うことを中心とする教授学習パラダイムの転換を図る。
支援対象
1.支援している活動:初等教育, 中等教育, 高等教育, 生涯学習, コミュニケーション活動, 研究活動
2.学習内容:語学, 討論, 学び方, コミュニケーション, その他 武道
3.支援の意図:知識の習得, 理解の促進, メタ認知の促進, スキルの獲得, 教材・教育方法の改善
4.学習規模:ソーシャルネットワーク規模
研究の斬新さ、独創的な点
本研究は、学習者の身近にあるICT機器を活用することにアクティブラーニング(AL)の学習手法を融合させることで、手軽に「個別最適化された学び」と「主体性と協働性を兼ねた学習」を実現している点、教育環境(指導者の有無)や生活環境(国や地域の格差)に捉われない点に現代の社会的課題をクリアにする点が斬新である。さらに「如何に教授するか」から「如何に学び合うか」にパラダイム転換していることに独創性がある。
研究が与える影響
学習・教育効果:「より学習者中心の主体的で協働的な学び」が獲得できる
学習・教育効率:学習者の理解度に合わせた「個別最適化された学び」が獲得できる
変革:「教育環境(指導者の有無)や生活環境(居住する国や地域)による格差のない開かれた学び」を実現する
研究の社会的価値
本研究においては、剣道の授業における実装を行っているが、授業内容の変更により、その他のスポーツや実技系授業にも応用できる。また,活動の撮影に使用する携帯端末はスマートフォン等での代用が可能であり、遠隔での活動には一般的なPCやzoom等の無料ソフトを使用することができるため、特に学校等の教育現場においては高い実用性がある。社会的需要は、学校体育(小学校〜大学)や社会人まで生涯学習として広範に及ぶ。