コミュニティの一員となるための心理的不安を和らげるVR型体験システム

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大学

香川大学

代表者名

近藤愛鈴

チーム

香川大学 後藤田研究室

応募カテゴリ

教育(学習)方法

研究タイトル

コミュニティの一員となるための心理的不安を和らげるVR型体験システム

研究内容の概要

現在社会には様々な規模のコミュニティが存在しており、誰もが何かしらのコミュニティに所属している。あるコミュニティに新たに参加したいと意欲的になる時、同時に不安な気持ちになることはないだろうか。また、参加した後にコミュニティの雰囲気に着いていけなくなることはないだろうか。この様にコミュニティの新規参加者が心理的な負担を感じてしまうことは、本人やそのコミュニティにとって居心地の良いものとはいえない。我

支援対象

1.支援している活動:コミュニケーション活動

2.学習内容:コミュニケーション

3.支援の意図:疑似体験

4.学習規模:個人

研究の斬新さ、独創的な点

1) 着想として、あるアイドルが実際に動画投稿サイトで共有している、ライブでのコール&レスポンスの練習用動画に着目し、応用した点が斬新である。(PPTスライドのcase1)
2)独創的な点として、VR技術を用いて視覚的・体感的に臨場感のある環境を演出することで、特定のコミュニティで発生する双方向のコミュニケーションを想定した学習が出来る。

研究が与える影響

あらゆる人々は、既存のコミュニティに新規として参加する場面で、心理的な負担を感じるケースがある。多くの場合、コミュニティの雰囲気は対峙して初めて察することになり,負担につながる。そこで我々は、新規参加者が安心してコミュニティの一員になれるように、あらかじめその雰囲気や独自のコミュニケーション方法を学習することを支援し不安要素を取り除き、豊かな社会生活が送れることを促進させる。

研究の社会的価値

コミュニティには構成要素が存在し、規模の大小、多種多様な人、時間、頻度など様々である。つまり,多くのコミュニティ参加経験がある人にも,コミュニティ参加支援が必要である。本システムはこのうち、多種多様なコミュニティへの参加のための入り口としての教育支援により、個々に適応したコミュニケーションが可能になる。これにより誰もが心理的不安のない満足な社会生活を始めることが出来る。

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