ネットワークグラフを用いた数理工統合教育環境「KIT-STEMナビゲーション」の構築
代表者名
中村晃
大学
金沢工業大学
チーム
KIT-STEMナビゲーション
応募カテゴリ
システム・ツール・アプリ
研究内容の概要
コンパクトにまとめた数学、物理、工学のウェブ学習コンテンツをハイパーリンクでそれぞれを関連させることにより統合された学習環境を構築している。ウェブページのハイパーリンクだけでは、各コンテンツ間の関係を把握することが困難であるため、ハイパーリンクの構造をネットワークグラフを用いて可視化したナビゲーションシステムを組み込み効率よく学習できる環境を実現した。このネットワークは知識構造にも対応する。
概要説明ファイルはこちら↓
ligp2018_10_network
支援対象
1.支援している活動:高等教育, インターネット学習
2.学習内容:数学, 物理, その他 工学
3.支援の意図:知識の習得, 理解の促進
4.学習規模:インターネット上無制限
研究の斬新さ、独創的な点
ネットワークグラフを用いた知識構造の可視化実現、ネットワークグラフを用いた学習コンテンツのナビゲーション機能の開発、数学、物理、工学の学習コンテンツがハイパーリンクで統合されたSTEM学習環境の提供、世界初の学習システム、self-adaptive learning に最適、ハイパーリンクによる学習コンテンツのシェアが容易
研究が与える影響
学習・教育効果:知識構造がから、学んでいる知識がどのような基礎知識から構成され、どのような知識に応用されているか容易に理解でき、幅広くしかも深く学ぶことができる。
学習・教育効率:新開発したナビゲーション機能により学習効率が高まるとともに、自ら学習内容を選択し学習を進めることが容易にできる。また、学習コンテンツのシェアが容易なのでSNSを活用した協働学習の支援が行える。
研究の社会的価値
市場性:既に利用している多くの方に新たに開発した知識構造の可視化により更に付加価値の高い学習環境を提供できる。公開しているので、高等学校のどの教育現場での数学、物理
のICT教材として活用できる。しかも、導入コストがほとんど生じない。
応用:従来のサイトマップよりも視覚的にわかりやすいナビゲーションシステムを構築することができる。