指先の違和感から惹き込まれる学習体験

代表者名

梅津 和朗

大学

電気通信大学

チーム

柏原研究室 Learning Creation チーム擬似力覚

概要

 タブレットなどを用いた学習システムは、学習者が集中して取り組む仕組みを導入しなければ、学習に対する注意力が散漫になる恐れがあると考えられる。
 本研究では、学習者が集中して能動的に学習に取り組める環境を提供するために、知識マップを用いた学習に擬似力覚を呈示するシステムを開発した。知識マップとは、教材中のキーワードを関連づけし、語間の関係を表すマップである。これは教材の内容を網羅的に表現した手法だが、意欲的な学習を引き起こすのには不十分である。
 そこで擬似力覚を導入して、学習者が能動的に考え気づきを得る手法を提案する。擬似力覚とは、身体的操作と視覚情報との間に違和感が生じたときに起因する力触覚に関する錯覚である。擬似力覚を導入することで、学習プロセスに対する関与(engagement)を高めるとともに、知識の重要性や誤りに学習者自ら気づくような能動的な学習環境を実現する。

アピールポイント

「擬似力覚」により自ら学ぶ楽しさを提供し、意欲的な学習を支援します

カテゴリ

要素技術

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