オノマトペ学習くん ~フィードバックを用いた運動感覚共有シス テム~

代表者名

石岡 匠也

大学

香川大学

チーム

運動大好きクラブ

概要

運動者を指導する方法として「オノマトペ」による運動感覚の伝達がある。
運動の動きを示す擬態語や擬音語のことをスポーツオノマトペと呼び、この言葉が持つ意図を上手く変換することで、細かなニュアンスを運動者に伝達していくことが可能であると考えられる。
このオノマトペ学習くんでは、他者が意図するスポーツオノマトペに対応する動きを変換したフィードバックを知覚することで、他者によって意図された動きの共有を図る。スポーツスクールや、スポーツ教室などでスポーツ指導を受ける場合、コーチと運動者自身の感覚が異なり、しっくりする指導を受けることができないという可能性がある。
そこで、オノマトペ学習くんにより運動者のスポーツオノマトペとフィードバックを関連付けた運動感覚の保存を行う。
これにより、運動者自身の運動感覚の合った指導者とのマッチング、運動者同士のトレーニンググループのコミュニティが形成が促進され、しっかりとした指導を受けることができるようになる。
さらに、スポーツや視覚障碍者と晴眼者が一緒に楽しめるブラインドスポーツにおいて運動者同士の動きがなかなか伝わらない場合に音の増幅や変換などを使うこのシステムの機能的な部分を活用することで、障碍者と健常者の垣根を超えることができる。

アピールポイント

オノマトペ学習くんを使用することで、スポーツ漫画などでもよく使われているオノマトペの面白さに触れつつ、運動学習ができる。

カテゴリ

システム

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