2024年7月1日(月) 「ラーニングイノベーショングランプリ2024」の最優秀ラーニングイノベーション賞及び各賞が以下の通り決定いたしました。
-受賞結果は以下の通りです。
■最優秀ラーニングイノベーション賞(ジンジャーアップ賞)
・ハイブリッド講義受講者間のコミュニケーションを促す遠隔操作ロボットの検証
電気通信大学 柏原研究室eDXチーム
■優秀ラーニングイノベーション賞
・非漢字圏学習者向け六書によるARイメージ漢字学習UXデザイン
共立女子大学大学院 谷田貝研究室AR漢字学習班
・医学系対訳コーパスを使用した英語学習 Web アプリケーション -学習者のスキル向上を指向した機能拡張-
静岡大学 静岡大学情報学部 宮崎研・チーム医学英語学習支援
■奨励賞
・動画生成AIを用いたスキル習得支援法
香川大学 後藤田研究室
・対話型言語モデルを用いたピア・エージェント・チュータリングによるフローチャート学習環境
北陸先端科学技術大学院大学 長谷川研究室_プログラミング学習支援G
■特別賞:EduDX賞(提供:株式会社イーラーニング)
・「データ駆動型探究活動」に導く統計分析Webアプリケーションの開発
大分県立大分舞鶴高等学校 Dit-Lab.
■特別賞:サイコム フロンティアテクノロジー賞(提供:サイコム・ブレインズ株式会社)
・動画生成AIを用いたスキル習得支援法
香川大学 後藤田研究室
■特別賞:UMUラーニングテクノロジー賞(提供:ユームテクノロジージャパン株式会社)
・学びの振り返りのテキストデータを用いたコンピテンシー・リフレクションシステムの開発
東京学芸大学 森本研究室
「ラーニングイノベーショングランプリ2024」開催のご案内
ラーニングイノベーションコンソシアム 代表理事 川口泰司
ラーニングイノベーションコンソシアム(LIC)では、2016年度より、高等教育機関(大学・大学院・高等専門学校等)発の革新的なラーニングテクノロジーを世に広めることを目的として、ラーニングイノベーショングランプリ(略称LIGP)を開催しております。
2024年度はグランプリの受賞者プレゼンテーションと表彰式を、2024年7月に東京国際フォーラムで行う予定です。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。
「ラーニングイノベーショングランプリ2024」開催概要
これまでにない学習・教育方法やスタイル、革新的なラーニングテクノロジーを発掘し、新たな学習・教育環境を提案するため、高等教育機関(大学・大学院・高等専門学校等)の研究室(チーム)を対象にラーニングイノベーショングランプリを開催します。
本グランプリは、教育や人材育成に関わる企業と、革新的な学習・教育環境を研究している高等教育機関のマッチング機会を拡げるものです。昨今、企業内教育においてはデジタル化の急速な進展を背景にラーニングテクノロジーに注目が集まり、今後は学術発の知見に対する産業界の期待も高まることが予想されます。こうした中で、本グランプリは産学のブリッジ役としての枠組みとなるものです。
ラーニングイノベーショングランプリでは、学生だけでなく若手研究者(2024年5月8日時点で40歳未満)からの応募も受け付けます。但し、学生または若手研究者を主とする研究室での研究に焦点をあてた企画のため、学生と若手研究者を最低各1名、あるいは若手研究者単独がチームの最小構成となります。
主催:一般社団法人ラーニングイノベーションコンソシアム(LIC)
共催:教育システム情報学会(JSiSE)、特定非営利活動法人デジタルラーニング・コンソーシアム(DLC)
協賛:日本情報科教育学会、日本教育工学会、人工知能学会、情報処理学会CLE研究会、電子情報通信学会教育工学研究会、学習分析学会
協力:ジンジャーアップ(公式サイト)
運営:ラーニングイノベーショングランプリ実行委員会
プラチナスポンサー:ジンジャーアップ
ネーミングライツスポンサー:イーラーニング、サイコム・ブレインズ、UMUテクノロジーズジャパン
※ ラーニングイノベーショングランプリ・アーカイブス(過去の実施実績)
受賞者プレゼンテーション,表彰式:7月17日(水) 東京国際フォーラム内にて開催
募集内容
<参加資格>
参加資格を以下のすべてを満たす者とする。
•高等教育機関(大学・大学院・高等専門学校等)の研究室
•学生、または若手研究者(2024年5月8日時点で40歳未満)を主とする研究チーム(一次審査への応募は必ず学生・若手研究者が行い、二次審査以降の応募もできる限り同一人物が行うこと。但し、都合がつかない場合、二次審査以降はチーム内のメンバによる代理発表も可能)
•過去のラーニングイノベーショングランプリで、最優秀ラーニングイノベーション賞及び優秀ラーニングイノベーション賞受賞チームは同一内容での応募は出来ません。
なお、広報活動の一環として、写真・ビデオ撮影ならびに「ラーニングイノベーション2024」公式サイト、Facebook等での公開、メディアへの情報配信、取材やインタビューを受けていただく可能性があり、参加申し込みは、この点を承諾したものとみなします。
<募集ジャンル>
ラーニングイノベーショングランプリでは、テクノロジー分野だけでなく教育実践や教授法も含めた新たな学習・教育環境の研究内容を広く募集します。
キーワード:AR、VR、IoT、AI、ディープラーニング、デバイス、プラットフォーム、教育ビッグデータ、ラーニングアナリティクス、コンテンツ、教育実践、教授法、教育分野におけるシステムの利活用、メタ認知、SRL/SDLなど
<各賞>
■ 最優秀ラーニングイノベーション賞 ※1チーム、副賞:ジンジャーアップ賞10万円
■ 優秀ラーニングイノベーション賞 ※2チーム、副賞:各5万円
■ 奨励賞 ※2チーム、副賞
■ 特別賞:EduDX賞(提供:株式会社イーラーニング) ※1チーム、副賞:各5万円
■ 特別賞:サイコム フロンティアテクノロジー賞(提供:株式会社サイコム・ブレインズ株式会社) ※1チーム、副賞:5万円
■ 特別賞:UMUラーニングテクノロジー賞(提供:ユームテクノロジージャパン株式会社) ※1チーム、副賞:5万円
<応募方法>
一次審査への応募は、研究内容を説明する書類(共通 フォーマット)を提出します。
一次審査通過者の二次審査への応募は、研究内容に関するプレゼンテーション動画(5分以内、プレゼン形式で発表する)をオンライン上にアップロードします。
規定時間を超える長さの動画は失格とします。応募後の内容修正はできませんので、ご注意ください。
► 一次審査の応募期間は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
► 二次審査の応募期間は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
<応募期間>
一次審査
2024年3月21日(木)~ 5月8日(水)午前11:59必着
2024年3月21日(木)~ 5月15日(水)午前11:59必着 延長しました
二次審査
2024年6月7日(金)~ 6月13日(木)午前11:59必着
審査方法
<審査基準>
【1】産業界から見た独創性・斬新性と【2】社会的価値(a: 教育・学習に与えるインパクト,b: 発想スケールの大きさ,c: 実用化された際の波及効果)の2つの観点から審査します。特に、独創性・斬新性を重視します。なお、応募時に研究についてアピールしたい点を次のカテゴリーから選択し具体的なアピールポイントを示していただきます。
カテゴリー:システム・アプリ、要素技術、教育(教授)方法、学習方法、教育実践、その他
審査手順
1. 一次審査<書類>
審査委員が応募書類から「独創性・斬新性」に優れたチームを選出しコメントを付します。各審査委員の選出したチームを集計し、上位チームを通過チームとして選出します。なお、選出数は必ず全応募数の10%以上とします。(例:応募数が100件の場合10チーム以上を選出する)
2024年5月29日(水)、一次審査通過チームが決定いたしました。
- 勉強方法へのこだわりを共感で緩和するロボットインタラクションシナリオデザイン
柏原研究室ロボットチーム / 電気通信大学 - 学びの振り返りのテキストデータを用いたコンピテンシー・リフレクションシステムの開発
森本研究室 / 東京学芸大学 - ハイブリッド講義受講者間のコミュニケーションを促す遠隔操作ロボットの検証
【JSiSE推薦】柏原研究室eDXチーム / 電気通信大学 - 「データ駆動型探究活動」に導く統計分析Webアプリケーションの開発
Dit-Lab. / 大分県立大分舞鶴高等学校 - New Design in Game and Visualization Approach for Physics Formula Learning
JAIST HASEGAWA LAB NEW GAME APPROACH TEAM / Japan Advanced Institute of Science and Technology - ESDに関わる能力が学生の情報システム開発PBLのスクラム活動に与える影響の調査
【JSiSE推薦】山川研究室 / 公立千歳科学技術大学 - 家族(親子)で楽しく学ぶ睡眠教育のための協力型育成ゲームの研究開発
Japan and Sleep, Unlimited / 龍谷大学及び滋賀県立大学 - 対話型言語モデルを用いたピア・エージェント・チュータリングによるフローチャート学習環境
長谷川研究室_プログラミング学習支援G / 北陸先端科学技術大学院大学 - 非漢字圏学習者向け六書によるARイメージ漢字学習UXデザイン
谷田貝研究室AR漢字学習班 / 共立女子大学大学院 - 動画生成AIを用いたスキル習得支援法
後藤田研究室 / 香川大学 - 医学系対訳コーパスを使用した英語学習 Web アプリケーション -学習者のスキル向上を指向した機能拡張-
【JSiSE推薦】静岡大学情報学部 宮崎研・チーム医学英語学習支援 / 静岡大学 - 論理型プログラミングの学習を目指したタンジブルなツールの試作と評価
【JSiSE推薦】TPU Team Logi-CUBE / 富山県立大学大学院
2. 二次審査<動画>(最終審査)
審査委員が5分以内の応募動画を【1】産業界から見た独創性・斬新性(20点満点)と【2】社会的価値(a: 教育・学習に与えるインパクト(10点満点),b: 発想スケールの大きさ(10点満点),c: 実用化された際の波及効果(10点満点))の各観点で採点(50点満点)しコメントを付します。
各審査委員はチームに対し講評も加え、合計得点の上位5チームを表彰します。
※「ネーミングライツスポンサー賞」は、上記の審査とは別に、スポンサーが独自に審査、選出いたします。
スケジュール
3月21日(木):公式Webサイトオープン 応募受付開始
5月8日(水):応募受付締め切り(午前11:59締切り)
5月15日(水):応募受付締め切り(午前11:59締切り) 延長しました
5月29日(水):公式サイトで一次審査結果発表
5月29日(水) 〜 6月13日(木):一次通過者動画制作期間
7月1日(月):公式サイトでの受賞者発表
7月17日(水):受賞者プレゼンテーション・表彰式(会場:東京国際フォーラム)
審査委員
綾部 貴淑 :LIC/KIYOラーニング株式会社 ※審査委員長
加藤 憲治 :LIC/デジタルラーニング・コンソーシアム
鎌田 純子 :株式会社ボイジャー
中嶋 竜一 :株式会社デジタル・ナレッジ
長瀬 昭彦 :株式会社WARK
萩原 泰之 :株式会社セントジェームズアソシエイト
橋本 賢一 :株式会社富士通ラーニングメディア
花木 喜英 :サイコム・ブレインズ株式会社
星 聡子 :トレノケート株式会社
※2024年5月2日現在
実行委員
川口 泰司 :LIC/株式会社ネットラーニングホールディングス ※実行委員長
青木 泰子 :LIC/株式会社イーラーニング
加藤 憲治 :LIC/デジタルラーニング・コンソーシアム
前田 宏 :LIC/株式会社ジンジャーアップ
長谷川 忍 :JSiSE/北陸先端科学技術大学院大学
米谷 雄介 :JSiSE/香川大学
平 治彦 :JSiSE/日本データパシフィック株式会社
事務局
〒103-0011
東京都中央区日本橋大伝馬町13-7 日本橋大富ビル2階(ラーニングイノベーションコンソシアム内)
担当:LIC事務局長 秋山