競技かるたにおける決まり字変化シミュレーターの開発

代表者名

徳島智春

大学

和歌山大学

チーム

CARUTA

応募カテゴリ

システム・ツール・アプリ

研究内容の概要

競技かるたとは百人一首を用いた競技である.本研究では競技かるたの数ある戦略のうち,決まり字に着目して研究を進めた.決まり字とは,競技かるたにおける上の句のこの文字が読まれると取る札が確定する文字のことである.決まり字は競技が進むごとに変化していくが,既存の練習素材ではこの変化に対応できていない.競技かるたにおける決まり字変化の学習を可視化する,シミュレーションシステムを開発した.

概要説明ファイルはこちら↓
ligp2018_13_kyogi

支援対象

1.支援している活動:その他 エンターテイメント

2.学習内容:その他 競技かるた

3.支援の意図:疑似体験

4.学習規模:個人

研究の斬新さ、独創的な点

従来の決まり字の学習方法として,札の上に決まり字が書かれた実際にある札を使って,競技を行いながら学んでいく方法がある.しかし,これは決まり字変化には対応しておらず,結局は自分の脳内で逐次決まり字変化をシミュレーションしていく必要がある.数ある競技かるた練習素材のうち,決まり字を学習する教材は多々あるが,実践を交えながら決まり字変化を学習するシステムは存在しない.

研究が与える影響

本システムは,一般的な競技かるたを楽しむ機能に加え,全決まり字変化パターンを分岐により制御した.システム使用者は,実践を交えながら決まり字変化のシミュレーションを実際に目にすることができるため,容易に正確に学習できる.また,座学における決まり字変化の訓練に比べて効率的に練習を行うことができる可能性がある.

研究の社会的価値

競技かるたにおいて多数の戦略が存在するので,それらの機能も付加していくと,総合的に競技かるたを学べる学習支援環境に発展させることができる.また,実際の札にARマーカを付与し,使用者がヘッドマウントディスプレイを装着すると,実際の札に決まり字が浮かび,音声認識システムを使い,読まれた札をシステム側に認識させると,実際の札に浮かんでいる決まり字を自動的に変化させることが可能である.

  • Facebook
  • twitter
  • Hatena

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です