概念マップに対する関係的理解の促進のための質問作成演習システムの設計・開発

代表者名

本田優二朗

大学

広島大学

チーム

学習工学研究室 KB班

応募カテゴリ

システム・ツール・アプリ

研究内容の概要

関係的理解とは,作成した概念マップに明示的に含まれていないが導出可能な命題まで理解していることを指す.概念マップに対する関係的理解を促進する方法として,その概念マップを構成する命題に基づくことで回答可能な質問の作成を行わせることが有力な方法となる.本研究では,キットビルド概念マップを用いることで,学習者の作成した質問に対する自動診断機能を備えた質問作成演習システムを設計・開発した.

概要説明ファイルはこちら↓
ligp2018_23_gainen

支援対象

1.支援している活動:初等教育

2.学習内容:その他 理科

3.支援の意図:理解の促進, メタ認知の促進

4.学習規模:教室規模

研究の斬新さ、独創的な点

キットビルド概念マップに新しく学習者が行う質問作成とその自動診断機能を実装した.これは学習者に概念マップに含まれる意味のある複数命題を認識させることを目的としており,概念マップを見るという受動的な方法ではなく,命題を取り出し質問を作成するという能動的な方法で理解を深めることを目指している.

研究が与える影響

本システムを用いることで概念マップを作成することだけでは関係的理解が得られていない学習者を支援することができる.また,学習者が持っている知識を使う練習にもなり,知識を使うことによってより深い理解を得る手助けにもなる.

研究の社会的価値

システムを用いることにより多くの学習者が自分のペースで学習を行うことができる.また,自動診断が可能になり,その診断に基づいてフィードバックを返すことが可能になるので教授者の手助けになる.
現時点では本システムは階層概念を用いる教材でしか利用できないが,新たなセマンティクスを設定することで他の教材にも転用できる可能性がある.

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