新しい学習体験-学習パートナーロボットとの英文読み合い-

代表者名

足立 祥啓

大学

電気通信大学

チーム

学習パートナーロボットチーム

応募カテゴリ

教育(学習)方法

研究内容の概要

英文読み合いは,英語のコミュニケーション能力向上に不可欠な活動であるが,対人文脈を要するため恥ずかしさ等による心理的抵抗感により,上手く実践できていない学習者が多い.また,学校教育や,タブレット等の従来の学習環境では読むことに重点が置かれており,対人文脈が貧弱である.そこで,学習者と読み合いを行うロボットを用いることで,心理的抵抗感を軽減しつつ,真正な対人文脈を維持した読み合い環境を実現する.

概要説明ファイルはこちら↓
ligp2018_07_atara

支援対象

1.支援している活動:初等教育, 中等教育, コミュニケーション活動

2.学習内容:英語, コミュニケーション

3.支援の意図:スキルの獲得

4.学習規模:個人

研究の斬新さ、独創的な点

学習者とロボットとで英文の読み合いを行うという点.通常,読み合いという対人活動においては,読み合い相手との人間関係や習熟度の差がネガティブに影響し,読み合いが効果的に行われない場合があるが,相手をロボットとすることでネガティブな影響を軽減でき,かつ,ロボットは身体性を有しているため,従来のタブレットなどの学習環境よりも,人と話しているような対人文脈の真正さが維持される,という両立が図れる.

研究が与える影響

ロボットを用いるという新しい学習体験は,学習への積極的関与を促し,より効果的な学習効果を生むことが期待できる.更に,ロボットが学習者の読みから習熟度を認識し,それに応じた水準での読み合いをすることで,人間の教師では困難な,学習者毎に適応的な読み合いを行うことができる.また,学習者はロボットの音声認識結果をもとに,自身の発音の正しさを確認しながら学習できるため,自己効力感の向上が期待できる.

研究の社会的価値

ロボットとの読み合いをすることで,日常会話などを含めた英語コミュニケーション能力や,英語でコミュニケーションをすることへの自信を獲得することが期待できる.また,英語学習者に対して効果があるだけでなく,教師の負担を軽減することも可能であると考えられる.更に,ロボットがあればどこでも学習を行うことができるという手軽さがあり,かつ,英語以外の言語にも応用可能であるので,世界的に価値があると言える.

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