振動呈示を用いた英文構造の自発的理解を促す区切りルール学習支援

代表者名

姚 奕楠

大学

電気通信大学

チーム

電気通信大学 柏原研究室 タブレットチーム

応募カテゴリ

システム・ツール・アプリ

研究内容の概要

英文読解力向上には英文構造を把握する能力が欠かせないが、その習得は難しい。本研究では、振動を用いた力覚呈示によって英文構造の理解を支援する区切りルール学習を提案する。本学習方法は、文型を基にした英文の区切り方の規則を区切りルールとし、それを学習者に学ばせることで英文構造の理解を支援する。そのために、iPhoneを用いて英文読み上げ時に区切り箇所を振動で示唆することで区切りルールへの気づきを与える。

概要説明ファイルはこちら↓
ligp2018_06_shindo

支援対象

1.支援している活動:初等教育, 中等教育, 高等教育, 企業内教育, 生涯学習, 日常的学習

2.学習内容:英語, 語学, 学び方

3.支援の意図:知識の習得

4.学習規模:個人

研究の斬新さ、独創的な点

従来の予め英文に区切りを入れた教材を学習者に見せるだけのような支援では、区切る理由や規則性を学習者が考えることが少ないため、区切りルールを習得するには至らない。それに対し本研究の独創性は、英文の区切りを一方的に見せるのではなく、振動を用いて示唆することで、学習者に適切な区切りの箇所を考えさせながら意味のまとまり毎に区切らせるため、自ら区切りルールを見出すような学習方法となっている点にある。

研究が与える影響

区切りを英文教材と一緒に学習者に与える方法は一般にあるが、振動による英文の区切り箇所の示唆に対して、区切りの理由や規則を考えて学習者自身に英文を区切らせるインタラクションを含んだ学習方法は今までにない。更に、振動を用いると視覚や聴覚以外の感覚として力覚が学習プロセスに加わるため、学習者の五感に働きかけることができ、学習した内容が知識として強く定着する効果も期待される。

研究の社会的価値

本研究で開発したアプリは振動を与える区切り箇所を構文解析により自動で決定するため、ウェブ上のニュースなどから好きな英文を教材にすることができる。学習者の興味に応じた文章で学習できるため、学習意欲を高めることができる。こうした支援は、日本人に限らず全世界の英語学習者を支援することができる。さらに、英語だけでなく様々な言語に適用することで、多言語の読解力やリスニング力向上に貢献できることが期待される。

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