国や地域ごとの発音英語を活用したグローバル英語リスニング学習支援システムの実現

代表者名

上村航平

大学

神奈川工科大学

チーム

KAIT – Innovative English Learning

応募カテゴリ

システム・ツール・アプリ

研究内容の概要

本研究は,国や地域によって発話英語の発音やアクセントが異なる場合が多いことに着目した,英語リスニング学習支援システムの構築を目的とする.本システムは,
英語リスニング学習履歴から,国・地域ごとの発音英語(以下,地域発音英語)を対象とした聞き取りやすさを正答率として算出・ランキングする機能を有する.これにより世界の様々な発音英語を対象として,学習者の能力に応じた段階的リスニング学習環境を実現する.

概要説明ファイルはこちら↓
ligp2018_22_kuni

支援対象

1.支援している活動:その他 英語が苦手な学習者の初期学習支援,グローバルな人材育成の支援

2.学習内容:英語

3.支援の意図:知識の習得, その他 英語初学者に対する学習意欲や学習継続時間の向上

4.学習規模:個人

研究の斬新さ、独創的な点

発話英語の聞き取りやすさは学習者ごとに個人差があるため,英語音声波形データに対して人工知能分析技術を適用するだけでは,発話英語の聞き取りやすさに関する特徴抽出は困難である.本研究では聞き取りやすさに相関のある母音や子音の差異やリンキングの有無等が母校語に影響されて形成されることに着目し,聞き取りやすさを国や地域ごとに顕れる発話英語の特徴として捉えることにより,算出可能としている点に独創性がある.

研究が与える影響

教材として用いられることが多い欧米英語音声は,日本人には聞き取りにくい母音やリンキングが顕れるため,学習初期段階で躓く学習者も多い.聞き取りやすいと感じる英語音声を用いた段階学習により,初学者に対する学習意欲や学習継続時間の向上等の効果が期待できる.また,アジア諸国や世界各国の発話英語を対象とした学習は,英語が苦手でもグローバルに活躍したいと願う学習者への動機付けを高める効果もあると考えられる.

研究の社会的価値

グローバル化の進展とともに,世界各国との社会,文化,経済,教育における交流が盛んになっている.特にアジアやインド諸国とのパートナーシップの継続は依然として重要課題の一つであり,今後ますますその重要性が増すと想定される.本研究は,日本と海外諸国の人々との協調的活動を促進するために必要なコミュニケーション力を段階的に身につけるための,グローバル英語リスニング学習環境を実現する点に社会的な価値がある.

  • Facebook
  • twitter
  • Hatena

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です