作問学習支援環境における教授者向けモニタリングツール

代表者名

稲村 健太

大学

広島大学

チーム

学習工学研究室 算数班

応募カテゴリ

システム・ツール・アプリ

研究内容の概要

「モンサクン」は算数文章題で「問題を作る」学習を対象とした学習支援システムである.システムを使った学習と教室での授業を融合させるために,本研究で開発したのがモニタリングツール「モンサクンAnalyzer」である.このツールは,クラス全体,あるいは学習者個人のシステムでの学習状況や進度といった情報を教授者の端末にリアルタイムで提示するもので,システムを使った学習で教授者の机間指導の支援を実現した.

概要説明ファイルはこちら↓
ligp2018_14_sakumon

支援対象

1.支援している活動:初等教育

2.学習内容:数学

3.支援の意図:教材・教育方法の改善, 学習データの分析

4.学習規模:教室規模

研究の斬新さ、独創的な点

教室での授業で「モンサクン」を用いた学習を行う際に,学習者の進度(どの課題までクリアしたか,最後に課題に正解してからどれだけ時間が掛かったか等)を一覧で表示することで,教授者がクラス内でどの学習者がどこで行き詰まっているかを一目で確認できるようにした.また,その一覧から,各学習者や各課題に関するより詳細な情報を提示できるようにした.

研究が与える影響

演習中に机間指導を実施する際に見落としてしまう学習者の行き詰まり(学習者の「困った」)を数値やデータをもとに可視化・一覧で表示することによって,教授者は学習者の学習状況や「どの学習者のもとに行って指導を行うべきか」を一目で効率よく確認することができるようになった.これによって,ツールを使わないときより教授者の負担を減らせるとともに,システムを使った学習での指導効率も高くなる.

研究の社会的価値

応用(転用)可能性:「学習者の学習状況を一覧する画面⇔各学習者や各課題に関する詳細な情報を表示する画面」のシステムのフレームワークは,他の学習支援システムのモニタリングツールなどでも応用が可能.
実用可能性:教育現場での教授者の負担削減.
市場性:学習者向けに「モンサクン」,教授者に「モンサクンAnalyzer」をセットにすることで教育現場を対象とした製品化が可能.

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