クラウド型プログラミング授業支援システムの実現

代表者名

築地勇人

大学

神奈川工科大学

チーム

KAITオンラインプログラミング

応募カテゴリ

システム・ツール・アプリ

研究内容の概要

本研究では,プログラミング演習問題の進捗状況やコンパイル・実行時のエラーメッセージの類似度に基づいて学習者をグループ化することにより,教師による学習者への指導効率を向上するためのクラウド型プログラミング演習授業支援環境の実現を目的とする.本システムを用いて,教師は複数の履修者を対象として,限られた授業時間内で個々の学習者の理解度を把握しつつ,個別指導に近い形態のプログラミング演習授業が実施できる.

概要説明ファイルはこちら↓
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支援対象

1.支援している活動:初等教育, 中等教育, 高等教育, インターネット学習

2.学習内容:プログラミング

3.支援の意図:教材・教育方法の改善, 学習データの分析, 学習周辺コストの軽減

4.学習規模:教室規模

研究の斬新さ、独創的な点

プログラミング演習授業では,個々の学習者の進捗や作成プログラムの質にばらつきがあるため,同じような箇所で躓く学習者を抽出することは困難である.本研究は,授業内演習においては,進捗や能力にばらつきのある学習者間を対象とした場合も,作成プログラムのコンパイル・実行時に出力されるエラーメッセージ内容が類似するという知見に着目することにより,同種の問題を抱えた学習者の分類機能を実現する点に独創性がある.

研究が与える影響

従来の演習授業形式では,少数の教員が個々の学習者からの質問に対応することが多く,質問のある学習者全員に対する具体的指導を授業時間内に行うことが困難である.本システムでは,エラーメッセージ内容の類似性から同じ問題を抱えた学習者を分類することにより,同種の質問に対する重複対応を排除し,結果として,教員数や学習者への対応時間といった指導コストを削減するとともに,具体的指導への時間を増やすことができる.

研究の社会的価値

義務教育にプログラミング教育が検討される中でコミュニケーションを取る形式での個別指導に近い形式でのプログラミング授業の支援につながると考えられる.また本システムは,学習者と教師はブラウザ経由によるオンライン形式で行うため,総合開発環境を必要とすることなくプログラミングの講義を行える.また,ノートPCだけでなくタブレットでの使用が可能であるため,プログラミング教育における環境導入コストも軽減できる.

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